リノベーション 日記

 

新ブランド『DIARY』に移動しました。

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これからは『DIARY』のBlogの中のY-Houseリノベーションで紹介していきます。宜しくお願いします。
 
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リノベーション最大の山場

リノベーション最大の山場
 
今回最大の山場と言ってもいいだろう。それは屋根のカタチの変更。施工前は正面に3つの屋根が並んでいた。それをシンプルに1つの大きな屋根に変更するという事だ。一見簡単そうに見える事だが実に難しい。追い打ちをかけるように複数の問題点が浮かび上がる。一つ目は内部のほとんどの柱・梁の構造材を残す事で屋根の高さ・勾配の変更ができない。二つ目に大きな屋根の下にもう一つの屋根があるという事。このまま工事すれば上の屋根より下の屋根が上に飛びぬけてしまうという非常事態が発生した。あらゆる方法を考えるため、現状の高さを測ったり、図面を描いたりしたが、なかなか完成形のイメージがつかない。そのため建築家・大工の現場打合せが幾度と続いた。建築家の知恵+大工の技術でようやく一筋の光が見えてきた。完成した屋根のカタチはこの後の写真にアップしております。ほんとスッキリしましたよ。
 
施工前。3つの三角の屋根を一つに。
 
施工後。シンプルになりました。
 

薪をもらいに山奥へ。

薪をもらいに山奥へ。
 
車を走らせ1時間。携帯の電波も入らない山奥。薪を持って来てもらう予定でしたが、家の入口が狭くユニック車が入らないため取りに行く事に。現地に着くとキレイに山積みされた薪が準備されてました。早速積み込み開始。切りたての木なのでくそ重い。直径20㎝を超える木は2人がかりで運ばないと持ち上げれません。皆さんがよく目にされている木はものすっごく水分を含んだ状態で生えています。新築で使う木材にも言える事なんですが、この水分がある程度なくならないと薪としても使えないんです。目安は含水率20%以下。そうしないと火がつきにくく、火力がでない。そして煙突のつまりの原因になるそうなのでご注意を。通常市販の薪は乾燥させストーブのサイズにカットして販売されています。しかしお値段が・・・むちゃくちゃ高い。木の種類にもよりますが軽トラ1台(最大積載荷重350kg)で相場は15,000~25,000円くらい。今回は2トン分いただきました。もちろんタダではないですよ。ですが破格のお値段で頂きました。ほんと助かります。いよいよ薪割りです。薪ストーブ購入前から嫁さんとの約束事なんですが、私は一切手伝いはしないよ。それでも自分で管理できるなら購入OKとの事。絶対に泣いても頼めません。ですがDIYとか好きな人はたぶん薪割りは楽しんでやれると思いますよ。もうすぐシーズン到来ですね。楽しみです。でわ。
 
 マテの木。薪の中では最高クラス。薪として使えるのは含水率20%以下がベスト。(含水率=木に含まれている水分の割合)
 
 生木でくそ重い。写真は総重量2トンのマテの木。
 

薪ストーブ見学

薪ストーブ見学
 
リノベのコダワリの一つの薪ストーブの見学に行ってきました。そもそもなぜ薪ストーブが欲しくなったかと言うと、うちのお客さんや知り合いの人の家に行った時に直接肌で感じていいなぁと思ったのが始まりでした。木の燃える炎に癒されるし木の燃える匂いもたまらない。ストーブからの暖かい空気。ストーブ上では煮物の料理だってできる。完全に贅沢の範囲ですけどね。でも良いことばかりではないんです。まず薪の調達が大変。市販されているのは割ってあるので入れるだけでいいんですが、ものすっごく高い。ボクの知っているみなさんは、自分で林業の人をみつけ自分の手で割っておられます。この林業の人を探すのが一苦労。なかなか林業をやっている人と巡り会うのは難しい。そして山から切ったばかりの木を何トンというトラックに積んで運んで来てもらいます。これだと安価な金額で買えます。しかしここからがまた大変。ストーブに入るサイズにカットしなくてはなりません。かなりの重労働です。シーズン前だと休みの日がほとんどなくなります。もちろん普段使わない筋肉を使うため筋肉痛にはなるし・・。ここまで覚悟のある人だとオススメしますよ。まぁボクにとっては薪割も楽しみの一つなんですけどね。ボクもようやく林業の方を探しました。今後、薪ストーブの会ってのを作ってみんなで薪割して割った薪はプレゼントしたり、薪ストーブの苦労話・楽しい話をしたいですね。まずは実際に肌で感じてみてください。完成見学会時にもありますので。
 
店主のご好意で薪を燃やしてくれてました。やはり炎の燃える感じはいい。
 
ストーブ屋さんでも薪の販売はされています。
 

念願の餅まき

念願の餅まき
 
ボクのじいちゃん・とうちゃんは大工をやっていて、物心ついた頃から棟上げのたんびに餅まきに連れて行ってもらった事を今でも覚えている。話しによるとボクは餅よりもお金ばっかり拾う子だったらしい(笑)。棟上げのあとはお客さんのご好意で宴会をしたりして、おいしいものをごちそうになった記憶もある。酔っぱらうといつもとうちゃんがボク達にお小遣いをくれていた。そんな事もありボクにとっての餅まきはいい思い出しかない。最近ではお客さんによってされるとこ、されないとこと様々。ボクは家を建てるなら絶対したいと思っていた。しかし今回はリノベーション。どのタイミングで行うか正直迷いました。結局、解体工事が終わり骨組みになったところで行った。準備が大変でした。大変というよりはお金の両替を前日までほったらかしにしており、しかも前日は土曜日。銀行も閉まっていてかなり焦りました。まず知り合いからありったけの50円玉を両替してもらい。次にコンビニ。ご丁寧に断られるも事情を話して何度も何度も頼み込み、何か買って頂いてそのお釣りでしたら少し50円玉に両替できますよと言ってもらい両替。次に友達が飲食店をやっているので電話すると今日の分しかないから無理やね。でも両替はいつも酒屋でしてもらっていると情報をもらって酒屋へ。1軒目。えっ両替だけ??何か買ってもらわないと・・。しぶしぶ焼酎1本購入からの両替。半分くらい貯まるもまだまだ足りず。2軒目。今日の分しかないから両替は無理だよ。収穫0。3軒目も同じく断られ収穫0。気づけば太陽が西に傾いている。もう今日はここで最後だな。4軒目。人の温かさを知る事に。前回同様、ご主人に同じく断られる。そしたら裏から奥さんらしき人が出てきて。奥さん『50円玉何につかうとね??しかもそがんいっぱい。どこの酒屋もある程度はいつもは持ってるけど、今日は銀行閉まってるけん持たんやろ??』ボク『はい。実は明日が餅まきでどうしても必要なんです。もう何軒も断れて来て。どうにかなりませんか??』奥さんはそれを聞いて、また裏へ行き何か手に持ってきて戻ってきた。奥さん『これ私の50円玉貯金よ。へそくりやったけどね。そういう事なら使ってよ。』えっ??いいの??しかもご主人の前で・・・。でも本当に嬉しかった。泣きそうになった。このご恩は決して忘れません。ありがとうございます。無事予定の小銭を準備する事が出来た。人の温かさと前もって準備する事の大切さが分かった餅まきでした。当日はたくさんの方がお集まりになってくれて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
 
まく分だけで餅5升。少し多かったかも。普通は四隅餅合わせて5升くらいだそうです。
 
必死でかき集めた50円玉。これに赤リボンを巻きます。あと5円玉も用意しました。
 

もぬけのから

もぬけのから
 
解体も終わり昔の骨組みだけになった。なんだかこじんまりした気がする。基礎はコンクリートを使用して強度を高めた。この後に何枚かの写真があるが、昔の基礎(レンガ)、現在の基礎(コンクリート)を比べてもらいたい。見るからに現在の基礎の方が強そうなのが一目瞭然だ。リノベーションと言っても色んなやり方・方法があると思う。今回はリノベーションの中でも結構やりかえている方だと思う。しかし昔の家の大きさや高さは変えずに、限られた箱の中に空間をあてはめていく。曲がりくねった梁や大きい梁。飴色に日焼けている柱。穴が開いている柱。一つ一つどれも違う顔を持っている。新しい材料にはない魅力がある。ボクの考えるリノベーションとは新築よりも自分の望む自由な空間を作りやすいと思う。すまいに合わせて生活するのではなく、生活に合わせて住まいを作る感じだ。なぜなら新築には厳密な検査や法的制限がある。このリノベーションにはないときが多い。面積を増やさない限りは。確かに検査を受けていたほうが間違いなく安心だと思う。そこでリノベーションに重要なのは信頼できる設計士と工務店選びだと思う。検査はなくとも新築同様に安心をあたえられる技術が必要だと思う。この『Y-House』はそういった工務店になるための一歩かもしれない。
 
基礎がレンガ。こういった場合は基礎をやりかえる必要がある。
 
現在の基礎。コンクリート。
 
屋根の上に登ってからの撮影。左上の母屋のうねりが尋常じゃない。
 

床解体

床解体
 
床解体にいたった理由。①昔の作りなので床下が土のままで湿気が多いこと。現在はコンクリートを使用。湿気対策の効果もアリ。②床の高さがバラバラな事。③シロアリに木材を食べられている。という理由で床解体を行うことにした。予想はしていたがこれほどまでとは。写真にもあるが水回りの柱がシロアリに相当やられていました。建っているのが軌跡なくらい。あと昔の家は土の上に石・れんがなどを置き、その上に柱を建てていました。石との固定はしてないので大きな地震がきたら滑り落ちそう。解体しながら今の工法との違いが見れてじつに面白い。解体屋さんの話しで聞いたことがある。その石の下に昔の人は小判などを隠していたと。まれに小判が出たこともあると。一応チェックしましたよ。出たとしても言いませんよ。嫁このブログ見てるから。。笑
 
シロアリは本当に恐ろしい。困ったときは『コダマ白蟻』に連絡を。
 
束石(つかいし)。現在もそう呼ぶ。それにしても、よくこんな大きな石を人力で運んだな。
 

内部壁解体おわり

内部壁解体おわり
 
新しい間取りで邪魔になってくる壁の解体がひと段落。写真を見る限り、まだ壁が残っているじゃないか??と思いますよね。残っているのは外部の壁(今後解体予定)と今後使う壁。残せるものは残したい考えている。家の中心の和室2間(将来はLDK)の間仕切り壁を解体すると、そこには図面上でイメージしていたものより、はるかに広い大空間があらわれた。さらに建物は平屋だが2階建てくらいの高さがありLDKには天井を設けないのでより一層広く感じとれる。次の工程は内部床の解体。打ち合わせでは外部廻りと水回りがシロアリにやられてそうとの判断。どんな状況なのか楽しみな反面怖い気もする。
 
LDKになる場所。
 
玄関からの眺め。
 

解体はじめ

解体はじめ
 
住宅ローンも決まりいよいよ工事スタート。話し合いの結果、内部の壁から解体することにした。100年前の建物なのでほとんどが土壁(つちかべ)で作られている。最近の新築ではあまり使うこともなくなった。写真に写っている網状のが竹小舞(たけこまい)と言って土壁の下地の役割を果たしている。土壁なので簡単に壊れるかわり、ものすっごいホコリが伴った。予想通り内部解体からで正解でした。それにしても昔の人たちはよく考えて家つくりされ、作業も今と比べ手作業が多いし、細かい。先人の仕事に魅了されながらの解体作業。作業のあとはキレイに後片付け。このブログを毎回楽しみに見ている嫁に怒られないためにも必死で片付けしました。
 

住宅ローン審査結果

住宅ローン審査結果
 
本審査の書類を提出してから約1週間。ようやく審査結果が届きました。結果報告の前に少しこれまでの銀行さんとのやり取りをお話しします。皆さんもご存じとは思いますが、住宅ローンはどの銀行さんもなんらかのプランはお持ちです。最大35年ローンってやつです。その他にリフォームローン。新築に比べると借入が少なくなるぶん期間も約10年弱と短め。今回、銀行さんと争点となったのはリノベーションは新築なのか??それともリフォームなのか??どちらかと言えば大がかりなリフォームじゃないの??との意見。確かに一から建てる新築ではない。しかし新築を建てるくらい工事費がかかってしまう。僕としてはリノベーションも新築同様と思ってもらいたい。思ってもらわないとこの工事が夢と終わる。これから銀行さんを説得の日々。まずなぜ新築ではなくリノベーションに至ったのか。構造・耐震・断熱も今の新築となんら引けを取らない。今の唐津市の住宅の状況。そのためにこの工事が今後どう役立つ大事な工事なのか。どういったお客様の事例にしたいのか。もちろん施工事例も紹介。そういったやり取りが1か月続いた。その結果見事、新築住宅ローンの申し込みを勝ち取りました。本当に銀行の担当者の方この若造の暑苦しい熱意を毎回毎回聞かされ大変だったと思います。ごめんなさい。そしてありがとう。結果は言うまでもなくもう皆さんお分かりですね。審査結果はOKでした。色んな人を巻き込んでのこの企画。新しいことに取り組むことは何らかの問題はつきもの。だけど自分の信念を曲げることなく頑張っていきますよ。これからも。
 

現場打ち合わせ

現場打ち合わせ
 
前回天井の解体が終わったので図面をもとに実際の構造体(骨組み)と照らし合わせて撤去できる柱や梁などを現場で確認。新築の場合、耐震や強度の確認なら設計士さんの構造計算でいいのだが、今回は古い材料を残しての工事。もちろん計算だけでは見えてこない部分も多々ある。そこで経験豊富な自社の職人と一緒に構造体の確認を行う。Mさん『この柱は撤去しようと思います』職人『この柱は荷がかかってないから大丈夫ですね。しかしそっちの柱はたくさんの荷がかかっているので抜くには他の場所に補強が必要やね』と言ったやり取りが図面をもとに続く。屋根についても討論。Mさん『屋根の形はこう考えています。複数の屋根を一つにしたい』職人『このカタチにするには下屋(下の屋根)の高さ的に無理やね。ここにもう一つ低い屋根を作らないと』そばでそんなやり取りを見ながらたのもしく思う。それとともに双方どちらが欠けてもやり遂げれない工事だと実感。なんでこんな面倒くさい工事をやっているの??解体して新築したら簡単なことじゃないの??と思いのかたもおられると思います。最後にこの工事にいたった経緯について。地元唐津の町並みは、まだまだたくさんの古い家がある。解体することにより家族の思い出・歴史また古い町並みを無くしてしまいそうな気がします。ただ単に解体して新築ではなくこういった選択肢もあるんだと思って頂けるような夢の懸け橋がこの『Y-House リノベーション』だと考えます。これからいよいよ工事に入ってまいります。色んな問題も出てくるでしょう。最後の完成までご一緒に楽しんで下さいね。
 
 

まず手始めに作業スペース確保

まず手始めに作業スペース確保
 
施工前①
 
完了①
 
施工前②
 
完了②
 
施工前③
 
完了③
 

天井解体

天井解体
 
洋間の解体様子。
 
自ら解体に参戦。
 
ものすっごいホコリ。
 
もう前が見えません・・・。ホコリアレルギーの僕にはたまりません。
 
この杉板は珍しかったので新築のどこかに使おうと検討中。滝のようにホコリが流れ落ちてますげど。
 
慎重に慎重に生かし取り。
 

間取り打ち合わせ

間取り打ち合わせ
 
昔の梁・柱は出来る範囲で残したい。現在の新築+100年の材料を生かしたコラボの家を作りたいと思っている。古民家でよくある間取りが家の中心に和室2間。それを一つにして広いLDKに。家の広さは平屋の35坪。あと最低限欲しい部屋は寝室・子供部屋2つ出来れば書斎室。できれば・・・欲しい。男は隠れ部屋の一つや二つは欲しいものだ!!みなさんもそうですよね??嫁曰く書斎室=贅沢。夢あっけなく散る。おのずと書斎室断念せざるおえなくなり・・。ここまでかなりの無理を言ってきているので引くことも必要ですね。とはいったものの未練たらたらで今日の打ち合わせ終了。
 

資金計画

資金計画
 
人生のなかで最も多額なお金を借入する住宅ローン。さて借入の金額はいくら借り入れたらいいのだろうか??目安としては年収の約6倍が一般な最大借入額という。借入の際そこには諸経費というものがかかってくる。保証料・事務手数料・印紙代・火災保険・登記費用。ざっと諸経費だけで150万位。もちろんこれと家代がかかる。そしたらおのずと家にかけられる値段がでてくる。まずは事前審査をおこなう。ある程度この段階で自分がいくら借入できるか把握できる。事前審査を通ればおおかた本審査もとおる。ごくまれに本審査が通らない場合もあるらしい。現在、本審査の書類準備中。ごくまれに・・・これだけは避けたい。
 

いえの中

いえの中
 
玄関入ってスグ。
 
廻り廊下
廻り廊下。鮮やかな色使い。
 
家の中心にある和室二間。
 
梁の曲がりがいい味出しています。
 
ものすごいホコリを確認。
 

お気に入りの場所

お気に入りの場所
 
南面に面した縁側。
 
庭には色んな木・草花達。
 
わずかな隙間から電車もうかがえる。
 
かわいい花。
 
なんていう花??
 

4人かかりで嫁さん説得。

4人かかりで嫁さん説得。
 
当初の計画は取り壊して新築にしようと嫁さんとも話し合っていた。前回の日記にも綴ったようにまさかの展開になってしまった。さぁどう説得しようか・・・。どう切り出すか・・・・。ボク一人では心細すぎるし、説得できる自信もない。あっそうだ。リノベーションのきかっけを作ってくれた3Mさんのチカラを借りよう。話しあいの場をセッティングしいよいよディスカッション開始。先鋒ボク。敗退。次鋒,M田さん。敗退。副将,M崎さん。敗退。ここまでの途中経過は『汚いやん』・『虫でるやん』・『だれが住んでたかわからんし』・『ホコリすごいやろ』。嫁さん。あなたが言う事はごもっと。その気持ちわかる分かりますとも。ついこの前まではボクもそうでしたから・・・。意を決して大将M田さん登場。実際住んでいる話をするも微動だにせず。ここだけの話だが大将Mさんは奥さんを説得するのに半年はかかったらしい。半年・・。沈黙。一斉攻撃にでたが健闘むなしくちる。もうこうなったら最後の手段にでるほかない。ボクの心も動かせた施工例の写真をみてもらおう。もうこれでダメなら半年、いや一年は覚悟してやる。さぁどうだ。4人は生唾をのみ見守る。おやっ。嫁さんがあきらかに違う反応を見せる。『えぇ~こんなボロ家がこんなになるの??』。よしきたぁ~。興味をもってくれてる。数時間を経てついについに了解を得る。絶対後悔はさせない。わがまま聞いてくれてありがとう。3Mさんありがとう。
 

こころがわり

こころがわり
 
 
土地の契約も無事おわり少しづつではあるが計画をすすめよう。まずは解体だな。新築の計画+解体の段
 
取りを始めるか。おしゃべりの僕だから土地を買った事を友達や知人に話まくった。その中の1人との何気
 
ない会話で夢のマイホームの計画に転機がおとずれることになるとは・・・今思えばココがすべてのはじ
 
まりだった。そのMさんとの会話はいったて普通の日常会話で僕が土地を購入したという事。その土地に
 
は【ボロ小屋】がついているという事。そうこの段階ではまだ【ボロ小屋】の感覚。Mさんは絶対壊さな
 
いほうがいいよ。一回知り合いの人達に見てもらわないかと言う。後日、3人のMさんに現地を紹介する。
 
なにやら『いいねぇ~』だの『もったいない』だの僕を除いて3人で明らかに楽しそうに話しはじめた。も
 
しやこの3Mさん達はこの【ボロ小屋】を壊さずに使おうと思っているのか??いやいや冗談ではないこんな
 
家住めるはずがないだろ。軽く100年は過ぎて傾いてる家だぞ。絶対こわして新築するんだ!!っと心のなか
 
で叫ぶボク。そのあと事務所に戻り御3人の一人が僕に自分の家のリノベーションとやらの施工写真を見せ
 
てくれた。松田聖子ではないがビビビッと全身に電気が走ったような衝撃をうける。えっこれがリノベー
 
ションなのか??新築となんら変わらないじゃないか。こんな事ができるのか??むしろリノベーションが出
 
来る【ボロ小屋】のある土地を購入した僕は幸運だったのかとまで思った。ここから『ボロ小屋』→『貴
 
重なお家様』に変わったのは言うまでもなく。きっかけを与えてくれたMさん曰く写真をみた時の僕の顔
 
は今でも焼き付いていると・・・。さてこれからが大変だ。どう嫁を説得しようか。悩む日がまだまだ続
 
く。
 

★土地さがし★

★土地さがし★
 
まず始めにやった事はインターネットで検索。土地にはあまりお金をかけずに建物にかけたいと思い、
 
予算は土地に1000万以内ときめた。知り合いの不動産にも依頼しての土地探しがスタート。
 
やはり希望のエリア+希望予算に見合う土地はなかなか見つからない。
 
希望エリアに感じのいい土地を探しだしたが予算オーバーで断念。
 
毎日毎日ネットで検索したり情報を提供してもらたりで4ケ月がすぎ徐々に嫌気がさしてきた。
 
一時、土地さがし中断。
 
そんなある日希望のエリア+予算内の土地を偶然も2カ所ネットでみつけだす。
 
一つはさら地。もう一つは建物付きの土地。建物付きの方が30坪ほど広い。差額150万。
 
建物つきの土地がやすい。しかし家の解体代がかかってしまう。
 
職場にも近く希望の学校エリア内。予算内。この二つの土地に絞り込んだ。
 
知り合いの解体屋さんに見積もりをしてもらい工事費が差額の150万もかからない事が分かった。
 
ついについに建物付きの土地に決断。嫁さんにも現地をみせ気に入ってもらい土地探しに終止符。
 
本当にながかった。一度はあきらめたが頑張ったかいがあった。
 
 
 
 
 
 
 
 

★決意★

★決意★
 
自分が本気で家を建てようと思いたったのは昨年の7月くらいのことです。
 
僕の仕事は工務店であり、いつかは自分で家を建てたいと思ってました。
 
そんな僕が家を本気で建てようと思いたったキッカケは①子供が生まれた事②結婚し実家を出て借家ぐらしで高い家賃を払っていた事の二つでした。
 
土地の条件としては①職場から近いこと②子供の学校区をメインで見つけました。
 
それから土地さがしの日々が始まります。
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