土地の契約も無事おわり少しづつではあるが計画をすすめよう。まずは解体だな。新築の計画+解体の段
取りを始めるか。おしゃべりの僕だから土地を買った事を友達や知人に話まくった。その中の1人との何気
ない会話で夢のマイホームの計画に転機がおとずれることになるとは・・・今思えばココがすべてのはじ
まりだった。そのMさんとの会話はいったて普通の日常会話で僕が土地を購入したという事。その土地に
は【ボロ小屋】がついているという事。そうこの段階ではまだ【ボロ小屋】の感覚。Mさんは絶対壊さな
いほうがいいよ。一回知り合いの人達に見てもらわないかと言う。後日、3人のMさんに現地を紹介する。
なにやら『いいねぇ~』だの『もったいない』だの僕を除いて3人で明らかに楽しそうに話しはじめた。も
しやこの3Mさん達はこの【ボロ小屋】を壊さずに使おうと思っているのか??いやいや冗談ではないこんな
家住めるはずがないだろ。軽く100年は過ぎて傾いてる家だぞ。絶対こわして新築するんだ!!っと心のなか
で叫ぶボク。そのあと事務所に戻り御3人の一人が僕に自分の家のリノベーションとやらの施工写真を見せ
てくれた。松田聖子ではないがビビビッと全身に電気が走ったような衝撃をうける。えっこれがリノベー
ションなのか??新築となんら変わらないじゃないか。こんな事ができるのか??むしろリノベーションが出
来る【ボロ小屋】のある土地を購入した僕は幸運だったのかとまで思った。ここから『ボロ小屋』→『貴
重なお家様』に変わったのは言うまでもなく。きっかけを与えてくれたMさん曰く写真をみた時の僕の顔
は今でも焼き付いていると・・・。さてこれからが大変だ。どう嫁を説得しようか。悩む日がまだまだ続
く。